ウェディングに向けて準備を進めているカップルも多いと思いますが、中でも重要なポイントとなるのが指輪選びではないでしょうか?
結婚指輪は結婚を象徴する特別なアイテムですし、ウェディングにおける指輪交換は盛り上がりが最高潮に達する場面ですから、できるだけお互いが納得できるものを用意したいという気持ちがあるでしょう。
結婚指輪はギリシャ神話によると心臓に直結する血管が左手の薬指にあって、そこに指輪をはめることによって「ハートをつかむ」という意味から生まれたそうです。
したがってヨーロッパでは古くから結婚指輪に対してとても重要に考えており、それが日本にも伝わり現在のような形になったのではないでしょうか?
結婚指輪と言えば高級ブランドショップで既製品を購入するか、オーダーメイドで用意するかのどちらがスタンダードな方法で、現在指輪をはめている人の多くはどちらかだと思います。
どちらも熟練の技術を持ったプロの職人スタッフがしっかりと作り上げた手作り指輪ですから、クオリティは非常に高いですし長く使うのに適したものを用意しているでしょう。
しかし最近ではもうひとつ新しい選択肢が流行りだしていて、手作り指輪を作れる専門の工房で自分たちの手を加えた指輪を準備するカップルが増えています。
自分たちの手を加えて作る指輪と聞くと、観光地などで体験できるシルバーアクセサリー教室がよく知られていますが、そういったところで作る指輪はあくまでも体験用なので形もいびつですし、日常的に身に付けるものというよりは旅行の思い出の品という感覚が強いです。
そういったものだといくら手作り指輪とは言え、結婚指輪には向いていませんから当然ウェディングでの使用も難しいでしょう。
それではなぜ工房で自分たちの手を加えて作るのが流行っているかというと、手軽に体験できるシルバーアクセサリーの体験教室のようなところではなく、結婚指輪に適した手作り指輪を作れる専門の工房が増えているからです。
この手の工房は素材やデザインのバリエーションも豊富ですから、本格的な手作り指輪を作ることができますし、何と言っても値段が安いのです。
金やプラチナなどの本格的な素材も使えますので耐久性も問題ありません。
また、シルバーアクセサリーの体験教室のようにすべての工程を自分たちの手を行うわけではなく、仕上がりに影響する部分は熟練の技術を持ったプロの職人スタッフが行いますので出来上がりが失敗する心配もないのです。
流れとしてはまずどこの工房を利用するか決めてから、打ち合わせを行い、そこで素材やデザイン、加工法を決めます。
作業は工房を予約して行うところがほとんどなので、その日のうちにすぐできるところもあれば、あらかじめ作業をする日を予約しなければならないところもあります。
この点はどこの工房を利用するかによって異なりますから、ホームページなどを参考にして自分に合ったところを選んでください。
疑問点があればホームページからメールを送れたり、電話番号が記載されているのでそちらから問い合わせてみるといいでしょう。
そしてデザインによっては出来上がりまで1か月から2カ月程度かかりますから、ウェディングの日程が決まっている、あるいはこの日にしたい日があるなら速めに予約しておくことをおすすめします。
そして専門の工房で手作りする大きなメリットとして、値段が安いという点があげられます。
一般的に高級ブランドショップで既製品を購入する場合、相場はおよそ15万円から25万円だと言われていますから、これは20代30代の若い世代の一か月分の給料に近い額に相当するので決して安い金額ではありません。
しかも結婚や何かといろいろなところにお金がかかりますから、指輪だけにお金を使うわけにもいかないので自分たちの好きなデザインにしたいと言っても妥協しなければならない部分も多いと聞きます。
しかし専門の工房で手作りするなら、安い工房だと3万円から10万円程度で作ることが可能で、高級ブランドショップで購入するよりもかなりコストを抑えることができます。
もちろん素材も金やプラチナを使ったものなので、長く身に付けていも問題ありませんし、見た目のクオリティも高級ブランドショップのものとそん色ありません。
このように安くてもクオリティの高い手作り指輪を用意したいのであれば、専門の工房はとてもおすすめですし、二人で一緒に作業をした経験は結婚したあともずっと思い出として残ります。
ふとした瞬間に指輪を見ると、一緒に指輪を作ったことを思い出すでしょうし、年月が経ってその日のことを語り合うことで愛を再確認することもできるはずです。
高級ブランドショップで既製品を購入したり、オーダーメイドするのももちろん良いと思いますが、限られたコストの中でも最高のものを用意したいのであれば専門の工房で一緒に手作りするのもおすすめです。
手作り指輪工房