結婚指輪の相場は31.6万円
民間調査会社によると、2024年における首都圏の結婚指輪の相場は2人合わせて31.6万円でした。なお2023年では30.8万円、2022年では27.0万円という結果に。年々上昇しております。ただ「31.6万円」という結果は、素材問わず全ての種類が対象です。なお全国における結婚指輪の相場は、29.7万円でした。
なお素材をプラチナに限定すると、結婚指輪の相場は32万円前後です。プラチナは大変貴重な鉱物であり、中々採掘されません。また需要が大変高く、争奪戦状態となっています。相場よりも高くなるのは、必然と言えるでしょう。
結婚指輪の価格帯
次に結婚指輪の価格帯について掘り下げてみます。首都圏において最も多い価格帯は、30万円〜35万円未満で21.3%でした。なお2023年の調査では、18.6%という結果に。単純に判断すれば、結婚指輪にお金をかけている人が増えているように思えます。
ただ「物価高の影響」である可能性も捨てきれません。2024年初めから、各ブランドで指輪の値上げが実施されたからです。かつては高級ブランドの結婚指輪であっても、1つ10万円未満で購入できていた時代がありました。2024年において高級ブランドの結婚指輪を1つ10万円未満で購入するのはあり得ない話です。
夫と妻の結婚指輪の購入価格について
次に夫婦別の結婚指輪の値段について、掘り下げてみましょう。夫の結婚指輪の購入金額は、14.6万円が相場となっていました。ブランドによりけりになるため一概には言えないのですが、14.6万円の結婚指輪となるとシンプルなデザインが大半です。
一方で妻の結婚指輪の購入金額は17万円が相場です。17万円の結婚指輪なら、ダイヤモンドが入っているタイプも珍しくはありません。
注意!
なお今回取り上げた結婚指輪の相場は、あくまでも「相場」です。必ず「31.6万円を結婚指輪の予算に組み込みなさい」と、申しているつもりはございません。
2人の財布としっかり相談。生活に支障が出ない範囲内で、結婚指輪を探し出して下さい。一生に一度だからこそ、思い切って相場以上の指輪を選ぶのも良し。相場未満の結婚指輪を選択するのも良しです。