プラチナとゴールドは絶対人気
結婚指輪の素材として、最も人気が高いのはプラチナとゴールドでしょう。日本には国内外多くのジュエリーブランドが揃っていますが、9割以上の店で取り扱われています。結婚指輪を選ぶのなら、プラチナかゴールドと決めている方もいらっしゃるでしょう。
では、プラチナは具体的にどんな素材か説明できるでしょうか。ゴールドについても、詳しく語れるでしょうか。物自体はイメージとして思い浮かぶでしょうが、具体的な説明となると言葉に詰まる方もいらっしゃるでしょう。そこで、改めてゴールドとプラチナについて掘り下げてみます。
プラチナとは?
ニュースで一度は耳にする「レアメタル」。世界的に流通量が少なく、文字通りレア過ぎる鉱物を総称して「レアメタル」と言います。レアメタルは精密機器に使われていますが、ジュエリーでもなくてはならない存在。ジュエリーで使われているレアメタルの1つこそが、プラチナになります。
プラチナの特徴は、白い輝き。シルバーやホワイトゴールドと見た目はよく似ていますが、プラチナの方が落ち着いた印象があります。プラチナの多くは南アフリカ産。そしてプラチナを多く使っている国こそが、日本になります。日本に入ってくるプラチナの内、8〜9割が結婚指輪や婚約指輪の素材に使われているのです。他の国ではまず見えない光景と、言えるでしょう。
ゴールドとは?
プラチナと比べると、ゴールドの方がまだ馴染み深いかもしれません。ゴールドの産出量はプラチナよりも多く、ジュエリーは元より資産としても使われています。ジュエリーで使われているゴールドの多くは、他の金属が混ざっている合金です。ゴールドは大変加工が難しく、ジュエリー加工には不向きな素材。そこで他の金属を混ぜることにより、程い硬さに加工。そしてジュエリーへと形作られていくのです。
ゴールドの純度は「k」で、示されています。高級ブランドであれば、ゴールドの割合が91.6%の22k。安いブランドであれば、18kのゴールドが採用されています。